お仕事
2020.06.04
出張家族写真(子ども)の撮影について[実績紹介、思いなど]
決してメインの事業ではないのですけど。
この仕事ほど、お客さまの反応をダイレクトに感じられる仕事はないのです。
大々的に宣伝しているわけでもありませんし、口コミやリピーターのお客さまがほとんどです。
決して新規のお客さまをないがしろにしている訳ではありませんが、その分こちらも感情移入しながら撮影することができます。
まったく知らない人より、お互いを知っている人との撮影のほうが楽しいし、良い表情を撮りやすいですよね。
Contents
子どもの写真を撮るのはいまこのときだけ。
やはり子どもメインの撮影となるのですが。
自分も年頃の子どもがいるせいか、お客さまの子どももとても可愛いし、良い表情が撮れると本当に嬉しくなります。
こんなキャラクターですが、意外に子どもからは受け入れられますw
精神年齢が同じくらいなのを見透かされているのでしょうか?笑
撮影後は時間内に撮影した300〜400枚の写真と一枚一枚向き合い、失敗写真をカットして凹んだり、良い表情が撮れたらニヤニヤしています。
そして、失敗写真以外は、これも一枚一枚私の色に編集(カラコレ)していきます。(お渡しする写真は平均で100枚くらいになります。)
子どもは本当にあっという間に大きくなります。
父として、母として、小さいときの子どもと向き合えるのは、長い人生の中でほんの少しです。
大きくなったときに後悔しても、幼児期の子どもは帰ってきません。
ただ、子育て中の時期は親(お父さん、お母さん)も忙しい、働き盛りの年であることが多いです。
ちゃんと見てるようで、見てなかった。
ちゃんと向き合えているようで、向き合えてなかった。
そんな後悔が、まだ小さい子どもがいる私でさえ、いまもあります。
子どもたちがもっと大きくなったら、後悔もさらに大きくなるのだろうなと。
24時間ずっと向き合えることは難しい。
けれども楽しそうにしている写真、ふとした表情を見せているとき、なにかの記念日…。
その瞬間を写真に残しておくということは、私自身とても大事なことです。
そのときの表情、仕草。
写真を見ると、そのときの空気まで思い出せる気がします。
自分のカメラのスキル、そして風合いまで感じられるファインアートでのプリント。撮影のご依頼を受けて、撮影させていただくそのときの空気感を残せるように撮影しています。
子どもたちや自分、家族のいまこのときの瞬間を写真で残す。
ファインアートのプリントが最大の魅力
とくにファインアートプリントは、写真家の方が自分の個展や海外での写真作品販売のときに使われる特別な用紙に、特別なテクニックでプリントを仕上げます。
用紙により様々なプリントのテクニックがあり、その用紙を選択するにも表現者としての感性が問われます。
撮影するだけでなく、写真を、空気感を、形に残します。
デジタルという機械的なものだけでなく、こうしたアナログな表現にも力を入れています。
実際に私の自宅にはファインアートでプリントした自分の子どもたちの写真が飾られています。CDやハードディスクに入ったままの写真ではなく、プリントした「形」として写真を楽しむ。
日々の暮らしが豊かになるような写真の楽しみ方を、このプリントのサービスでお届けいたします。(写真の雰囲気によって用紙やフレーム、木製パネルなどを選択してお渡ししています。)
こうした考えに共感いただき、ご依頼を受けることができましたら幸せです。
最後に、写真撮影のサービスを紹介する内容と少し外れるかもしれませんが、お伝えしたい本質が書かれている記事をご紹介したいと思います。
私はこの記事を読むたびに涙ぐみ、いまの子どもたちとの生活を楽しみたいと思い直します。
共感いただけたら幸いです。
子育てを終えた今、街で幼子を見ると涙が出ます。
ヤン2006年2月4日『発言小町』より
二人の息子は今春、大学生と社会人になります。
あっという間に18年間の子育てが終わった気がします。息子達はそれなりに成長しました。
子育ての責任を果たしホッとしたのも事実。
しかし振り返ってみると、どうしても若い母であった私は育児にちゃんと向き合わなかったと思えるのです。
なんというか、息子達が0~4歳の頃の、母として花全開だった時期に、育児が息苦しくて、いかにして息子達と離れるか、そればかり考えていたのです。
まとわりつく手を振りほどき、昼寝させよう、黙らせようとすごい剣幕で怒り、テレビが見られない、お茶がゆっくり飲めないと、当り散らす毎日でした。
せっかく遊んでと言う息子を無視してテレビを見ていたこともありました。なんてことをしたのでしょう。
今になって…別にテレビもお茶もいりません。あの日々を大切にすればよかった。ただそう思って泣けてくるのです。二度と帰ってこない幼児期だったのに。
息子達は県外に出て、夫婦二人の生活になります。
もう息子達と暮らしじゃれあうことも無いのですね。
街で子どもを連れているお母さんを見ると涙がでます。
もっと多くの人に
一枚、二枚程度でいいから家族の写真を撮って欲しいという方もきっと多いのかなと。(私がそう。なおかつ価格は5,000円くらいで。)
ただ、想像以上にこの撮影も大変です。
お互いにメリットがないとビジネスは続きません。
撮影の労力を抑えて、価格も抑える。
希望する方に向けて、撮影会のように開催できればなぁと。
私にもっと発信力があれば、場所を決めた撮影会などをして、枚数は少なくてもいいから、もっと価格を抑えて多くの人に写真をお届けしたいなと思っています。(構想していますが、いつ実現するやら…)
(本名:大沢忍)手を出しすぎて自分でも何者なのかよくわからないクリエーターぽい人。
Drone Movie Contest 2024グランプリ、東京カメラ部 動画クリエイター2023 10選。一等無人航空機操縦士。筋トレと子どもをこよなく愛する内臓貧弱系。クスッと笑える不幸体質の持ち主。日本人のアイデンティティをテーマに、画像よりも手元に残る作品作りを目指す。
YouTubeの登録数は驚異の20人超え。(甲州よっちゃばれ倶楽部調べ)
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shinobuOsawa
写真、動画、空撮からウェブや紙のデザインまで幅広く手掛けるクリエイターっぽい人。
筋トレと子どもをこよなく愛する、クスッと笑えるプチ不幸体質の持ち主。
筋トレ好きの内蔵貧弱系。親しくなるとオネエ言葉になります。
写真を画像ではなく、用紙にこだわり、オリジナルプリントとして手元に残り続けることができる作品を生み出すことが目標です。