お知らせ
2024.06.06
Drone Movie Contest 2024 グランプリ受賞しました!
念願のグランプリを受賞しました!
これまでドローンコンテストに挑戦してきましたが、あと一歩のところで逃してばかりでした。しかし今回、JUIDAとデジタルハリウッドが主催する「Drone Movie Contest」で応募した2作品ともファイナリストに選出され、しかもそれぞれがグランプリと審査員特別賞を受賞することができました。会場は幕張メッセで開催されている「Japan Drone 2024」で。
多くの方に見ていただける場での受賞は本当に嬉しいです。
本当にありがとうございます。
ファイナリストに残った皆さんの作品はどれも素晴らしく、誰がグランプリを取ってもおかしくないレベルでした。「このテクニックは真似できない」と感じる作品ばかりの中、私の作品が選ばれたことは恐縮ながらも大変光栄です。
本当に私が選ばれたのは、たまたまでしかなく。
ハイレベルな作品に囲まれて本当に刺激を得ることができました。
特に評価されたのは、「何を伝えたいか」という点だと思います。グランプリ作品では、神話の天孫降臨をテーマに、審査員特別賞の金峰山の作品は、修験場としての場所をテーマに、映像を撮影しました。なぜその場所を選んだのか、その背景を通じて何を伝えたいのかを考えて制作しました。
日本人に生まれ、日本に育ち、先人たちが大切にしてきたもの。それを再発見して、自分の家族に、周りの人に、大きく出れば海外に人たちにも知ってもらいたい。もちろん私が先人たちの想いをすべて知っているわけではありませんが、少なくとも自然への畏敬の念をもって生活してきた先人の想いを少しでも理解することはとても大事だと思うのです。
講評で審査員の田口厚さん(株式会社Dron é motion 代表)が仰ってくださった「一つ一つの言葉選びも、ものすごく手間がかかっている」という言葉に苦労が報われた気がしました。
金峰山の作品も、伊藤広大さん(ジオグラムス㈱代表取締役)が「私も何度か行きましたが、一度で撮れるものではない。執念を感じました。」と仰ってくださいました。
まさにそのとおりで、ドローンは天候にかなり影響を受けます。特に山岳での飛行は、風や雨など変化が激しく、何時間もかかって登ったとしても良い条件で撮影できるわけではありません。まさに金峰山も何度も許可申請を得て、何度も登った山です。
夜中から登り始め、小さなヘッドライトに頼りながら山道を怖がりながら(怖がり)登山し、着いたら着いたで夜明けまで岩陰で震えて待ち。
そうした裏側の苦労がすべて理解してくださっているのが本当に有り難くて。
高千穂も着いた当日に登り、そのまま駐車場で寒くて寝れず、ここでも震えながら夜を過ごし、噴煙の音にビビリながら(小心者)、ゼエゼエ言いながら山頂を目指し、霧島を下山したらすぐに韓国岳を目指し、またそのまま駐車場にとどまり夜中にまた登るという、いま振り返ると少し狂気じみた行動だったと思います。
家庭を顧みないことばかりでしたが笑、ようやく掴んだグランプリにホッとしています。これまでの機材費や撮影旅行の費用も少しは免罪になるでしょうかw
私もいままでそうでしたが、受賞できなかった方々の悔しさも胸が痛くなるほど理解しています。そうした方の思いも含め、これからもドローン映像の価値を高め、自身のスキル向上に努めていきたいと思います。
とりあえず今年は資金がない(出かけられない)ので作品がつくれません…。誰か応援(仕事くださいw)してください笑
Grand Prix「天つ神が見た景色」
審査員特別賞(Flyers賞)奥秩父の盟主 霊峰金峰山
(本名:大沢忍)手を出しすぎて自分でも何者なのかよくわからないクリエーターぽい人。
Drone Movie Contest 2024グランプリ、東京カメラ部 動画クリエイター2023 10選。一等無人航空機操縦士。筋トレと子どもをこよなく愛する内臓貧弱系。クスッと笑える不幸体質の持ち主。日本人のアイデンティティをテーマに、画像よりも手元に残る作品作りを目指す。
YouTubeの登録数は驚異の20人超え。(甲州よっちゃばれ倶楽部調べ)
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shinobuOsawa
写真、動画、空撮からウェブや紙のデザインまで幅広く手掛けるクリエイターっぽい人。
筋トレと子どもをこよなく愛する、クスッと笑えるプチ不幸体質の持ち主。
筋トレ好きの内蔵貧弱系。親しくなるとオネエ言葉になります。
写真を画像ではなく、用紙にこだわり、オリジナルプリントとして手元に残り続けることができる作品を生み出すことが目標です。