屋久島 縄文杉

はじめての個展を終えて。屋久島写真展[OKUDAKE]

はじめての個展が終わりました。
写真展を開催してみて、写真というものに触れてもう15年以上経つのだなぁと。

その間さまざまな学びがあっていまがあります。
12~3年前に茂出木秀行さんと出会ってから、写真に対する考え方というのは劇的に変わりました。
うまくは言えませんが、自分という意思をもって写真は撮るものだと教わりました。

まぁ、大して上達もしてないし、写真もうまくもないですが、それでも私の写真を良いと言ってくださる方がいます。
それだけで十分。有り難いことです。

写真展というものをやってみて、改めて作品を見に来ていただけるということは、本当に有り難いことだと感じました。

歯医者で時間を空けたとき以外はほとんど在廊させていただきましたが、あまり時間が空くことなく来場いただきました。
もちろん、写真が目当てではなくCASA FRUTTAさんに来店して、促されて来られた方も多くいらっしゃいましたが、ほぼほぼ好意的に写真を見てくださり、感想をいただきました。

私がずっと作品として見てもらいたかったファインアート紙による写真作品。
光沢用紙が一般的な日本の写真文化で、特に地方では見る機会がないと思います。
「写真じゃないみたい」「質感がすごい」「絵画のようだ」という多くの感想をいただきました。

そして最大の見どころでもあった「アーティストステートメント」。
こちらに気づかれた方は1〜2割程度ではありましたが、写真の見方、感じ方に新たに魅力を感じられた方もいらっしゃると思います。

作品としてもまだまだですし、こうしたアーティストステートメントを私ごときが語るのもおこがましいですが、まったく知らない方には、新しい写真の楽しみ方を示せたんじゃないかなと思っています。

土曜日、そして11:00から15:00までという限られた時間の中、お時間を調整いただきご来場いただいた方すべてに最上の感謝を捧げます。
大げさでなく、こうしたことが私にとって「生きる意味」を示してくれます。
来場いただいた皆さんのおかげです。わざわざ日程を調整して来てくださった方は生涯恩人です。本当にありがとうございました!


そして、ブログやSNSなどで発信を見て「行ってみたいな」と思ってくださった方もきっといらっしゃると思います。
来場してくださった皆様と同じように、そう思っていただけたのであれば、こんなにうれしいことはありません。
また次の機会がありましたらぜひご来場ください。

今回よりさらに洗練された作品を見せれるように精進いたします。

屋久島の映像に込めた願い。
「がんばっているすべての人が、素晴らしい景色を見られますように。」

さ、気持ちを切り替えて次に進みます。

本当に本当にありがとうございました!

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shinobuOsawa

写真、動画、空撮からウェブや紙のデザインまで幅広く手掛けるクリエイターっぽい人。
筋トレと子どもをこよなく愛する、クスッと笑えるプチ不幸体質の持ち主。
筋トレ好きの内蔵貧弱系。親しくなるとオネエ言葉になります。
写真を画像ではなく、用紙にこだわり、オリジナルプリントとして手元に残り続けることができる作品を生み出すことが目標です。

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