これからの世界

SIGMA DP3 Merrill
AI(人工知能)、IoT、ビックデータ。

「羅針盤」、「火薬」、「印刷技術」は世界三大発明と言われています。
現在の世界三大発明は、「AI(人工知能)」、「IoT」、「ビックデータ」が新たに提唱されているそうです。

堀江貴文さんのこんな本を読みました。

いま働いている会社は、まさにこの本に書いてあること、新しいテクノロジー、ロボット化を進めています。(製造業に)
つい先日も、関連会社と東京大学の松尾研究所で共同開発した、AIとロボット活用によるキャベツ自動定量ピッキングシステムが、テレビ東京のワールドビジネスサテライトで放映されました。
(記事中の写真撮影、私)

ロボットがキャベツの千切りを決まった量を掴んで(学習しながら)お皿に移すという、一見すると素人目には大したことないと思われるのですけど。
この本を読むと、ロボットが手を使うということが、今後ものすごい可能性を秘めていることがわかります。

「人ほど上手に「手」を使いこなしている動物は、ほかにいない。「手」によって、進化のジャンプを遂げた。」、「AIロボットに高性能な「手」が搭載されたら、IT革命やAI革命どころではない、次世代の一大産業革命が起きる」と同書では取り上げています。
「手」は膨大な量の知覚情報を収集します。
そこから得られる膨大な情報をAIが学んで、ロボットがそのデータを活用できたら爆発的な進化が起きます。

あと数年で見たことのない世界になる可能性もあるわけです。
本の内容を盲信したり、「間違いない、そのとおり!」と言うつもりはありませんが、この本を読むといま世界はどのような状況(どういう研究が進められているのか)で、今後どうなっていくのかということが予測できる内容です。

テクノロジーの進化は止めることはできません。
進化を怖がるのではなく、どう活用していったらいいのか。
この五年、十年でも、身の回りの環境は劇的な進化を遂げてきました。

「ロボットなんて関係ない話」、なんて思っていましたが、これは読んでよかった本です。
すべての人が知っておいていい内容だと思います。
やっぱり読書はいいですね。

人はなんのために働くのか、という内容の中で、私は下の文章にドキリとしました。(-_-;)

自分で苦しい道を選択している…俗世を捨てて山ごもりに入る、修行僧の発想だ。お金や生活に支配されて生きている人は、私からすれば逆の意味でストイックに思えてしまう。
どうして自ら、辛く苦しい、何も生みださない道を行こうとするのだろう?
<略>
不安だ。不安になるのが、好きなだけなのだ。
だから「あなたは何のために、働いているのですか?」の問いの本質に、気がつけない。
「僕たちはもう働かなくていい。嫌な仕事、面倒なことはしなくていい。」
これからの時代、生き残れるのは、安定した仕事を与えられた人でも、お金持ちでもない。
働かなくていい世界で、なおモチベーションを持ち、何かの行動を起こせる人が、生き残れるのだ。

堀江貴文「僕たちはもう働かなくていい」より

※当サイトではAmazonなどの購入リンクは広告リンクを使用しています。

shinobuOsawa

写真、動画、空撮からウェブや紙のデザインまで幅広く手掛けるクリエイターっぽい人。
筋トレと子どもをこよなく愛する、クスッと笑えるプチ不幸体質の持ち主。
筋トレ好きの内蔵貧弱系。親しくなるとオネエ言葉になります。
写真を画像ではなく、用紙にこだわり、オリジナルプリントとして手元に残り続けることができる作品を生み出すことが目標です。

< 前の記事土壇場

> 次の記事プツンと切れたその先