ちょっと誇れる自分に。~優秀賞と審査員特別賞を受賞

えーっと。
いろいろありすぎて、なにがなにやら。

ここ最近バタバタしてしまってブログの更新もできませんでした。

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JAPAN DRONE CINEMA AWARD 受賞できました。

まずは、JAPAN DRONE CINEMA AWARD に応募した2作品とも優秀賞と審査員特別賞をいただくことができました。
本当に関係者をはじめ、さまざまな方のおかげです。ありがとうございました。
私の人生で少しでも関わってくださったすべてに感謝しています。

87個人/団体の申し込み、65作品の中から2作品選ばれるなんて本当に光栄です。

実は応募作品公開の日に、他の方の素晴らしい作品を見てしまい、もう怖くなってそれ以上見れなかったことを告白しますw

けれどもこうして選んでいただけました。
ダブルで受賞なんて、有り難いことです。

ここがゴールではないので、ここで培った経験と肩書を使って「なにを為すか」です。
こうした実績があれば、ある程度認められるので、無理かと思ったことにもどんどんチャレンジしていきたいと思います。

JAPAN DRONE CINEMA AWARD 感想

石川県には電話ボックスが多く見られました。

制作に懸けた情熱は「とどけ、熱量。動画公開~「里」がある風景。」のとおりです。
他の受賞された作品を見ても本当にクオリティが高く、一緒に受賞できたことは大変光栄です。

ドローン映像によるコンテンストだったので、空撮メインかと思っていましたが、フタを開けてみたらそうでもなかったなぁというのが率直の感想でした。私など、塩田村の登谷さん、製炭の大野さん、珠洲焼の小西さんを入れただけでも結構アウトかな、と思っていました。
(でも私の考える映像には、こうした伝統技術を継承、守っている「人」の出演は絶対だったので、主旨に外れようが、「これが自分の映像作品」として応募しました。)

7~8割はドローン映像で構成しないといけないと思っていましたが、案外受賞された皆さんを見るとそんなことなく。むしろ、私が想像していた以上にドローン映像が少ない作品が受賞された気がしました。
ドローンにとらわれることなく、一つの作品として総合的に審査の対象になったのだと思います。

最優秀の方は地元石川県(確か)の地の利があるとしても、審査員の方も表彰式で仰っていたように、「取材力」がすごいなと。
もちろん、映像もキレイだし、構成も素晴らしい。
他の「能登丼」や「好奇心が【suzuなり】」も素晴らしい映像でした。

主旨をしっかりと読み解くことも、審査基準のひとつ。

自分の視点では気づかないこともたくさん他の応募作品から見ることができました。いろいろと勉強になりましたし、受賞作品の皆さまや、他の応募作品の方の作品も素晴らしかったので、今後の参考にさせていただきます😊

持っている男

そして晴れの舞台、表彰式。
もちろん出席の返事をさせていただき。
朝3時に自宅を出発。
中央道から石川県へと向かいました。

…。
ん?
なにか車がおかしい。
タコメーターが、えらく上下に揺れている…。
そしてたまにアクセルが滑るような感覚…。

「これは怪しい」

と判断して、妙高SAで妻に電話。
この時点で朝の7時前。
ディーラーはやってないし、いろいろな方法を考えてみる。
帰宅。
レンタカーで向かう。
レッカーで帰る。

時間がどんどん過ぎていき、もはや迷っていたら珠洲市まで間に合わない。
なにしに来たんだ。

ほんの四日前に車検が終わったばかりなのに…。
ついでに言えば、国道走ってて1mm位の小石が飛んできて、フロントガラスがひび割れして交換したばかりなのに。

いろいろあって、とりあえずは石川へ。(この間2時間。この間あったドタバタ…いろいろを察してください…)
新潟県に入り、富山県へ。石川県はもうすぐ。
しかし。
富山県の小杉ICを降りて、給油、出発したところで事件は起きました。
ガソリンスタンドから500メートルくらい先に行った車道で信号待ちの状態から、完全に車がストップ。
アクセルを踏んでもうんともすんとも言いません。

こんな朝の一般道で…汗
まず車内に乗っていると危ないので車から離れる。
コーンなどで、車両を避けてもらえるよう安全措置。
保険会社にすぐ連絡してレッカー車の手配。
表彰式に参加できない旨の連絡。
搬送先のディーラーへの手配。

車に積んでおいたドローン練習用のパイロンを設置。

などなど。
パニックになっている暇などなく。
そして一度電話すると、あらゆるところから電話がかかってきて着信の嵐。(出れない不在通知が10~20件ほど)

さらにレッカー車は、指定したディーラーとは違うお店へ。(これはきっと私のミス)
JAPAN DRONE CINEMA AWARD の浦さんからは、「スタッフに迎えに行かせますよ」などと仰ってくださり。
いやいや、一度はお受けしたものの、ここから2時間。
往復で4時間。
つく頃には表彰式ちょうど終わる頃や!

グーグルマップで確認したら、10分程度で駅前まで行ける。
レンタカー借りていけば少し遅刻するくらいで間に合う!
浦さんに断る。

背中に貴重品(α1、レンズ2本、ノートパソコン)、右手にポータブル電源をかかえ、いざ駅前へ!(結構重い。)
(▲来てくれたレッカー車に同乗することはできず、自力でなんとかするしかないそうです。)

スマホ片手に歩くも、どう見ても10分程度で街なかへ行ける景色ではない…。(のどかな風景)
グーグルマップよく見ると、車の経路や!
慌てて徒歩で検索し直すと、1時間30分程度の距離に軌道修正…。
そして、こんなときに軽度のぎっくり背中。
相変わらず役に立たない、普段鍛えている筋肉。

心が折れてタクシーを呼ぶ。

ここでタクシーは呼んでる場所とは違う場所へ行くわ、レッカー車が違う場所へ行ってしまったことが判明したり、相変わらずスマホはいろんなところから電話がかかりまくる。
ここまで来るとむしろ笑える。

いまの私の日給以上のタクシー代を支払い、ようやく車を搬送予定のディーラーへ。(グーグルマップで確認したあたりで、確実に間に合わないことが判明、表彰式参加は諦める)

ここが神対応。
日産サティオ富山 富山南店。
受付の対応からとても親切にしてくださり、場所まで貸していただき、ここからZOOMで表彰式に参加。
車の点検からなんと洗車までしていただき、応急処置までしてくださいました。
日産サティオ富山 富山南店の神対応のおかげで「行かなきゃよかった」が「行ってよかった」に。
マニュアルなどではなく、人としての対応がすごく高くて、私自身も勉強させてもらいました。

ざっくりの説明だと、車が高血圧の状態になってしまって、大きな故障をする前に車にあるコンピューターが車を動けなくしてしまっている状態だそう。(変速機のトラブルだとか)
なので車両を休ませるためにも、その日は富山に一泊。
いつもは車中泊の私もさすがにアパホテルへ。

朝食バイキングの前に置かれていた色紙。社長!!!

疲れ果てて夕食へも出かけれそうもなかったのですが、しばらく横になっていたら外に出れるようになったのでホテルすぐそばのローソンへ。
残念ながら石川県までは行けませんでしたが、自分へのご褒美にローソンのバスチー(チーズケーキ)を買って、ニコニコで妻に連絡。
「今日一日の出来事で一番切ない。」(美味しい食事くらいしてきなさい、という意味)
と言われてしまいましたが、私はこれで幸せなので何も問題なしw

#Youは何しに石川へ?

翌日、安全運転(80km走行、1時間に一度はSAで必ず車両を休ませる)で9時間もかけて山梨まで無事に帰りました。

SNSで #Youは何しに石川へ? というタグをつけて、レッカーに運ばれる車の写真をアップしたら、妻に「最高」とお褒めいただきました。
ネタとしては最高ですね。
ツイてるぜ!

最優秀がとれなかったのは本当に残念で、表彰式もこんなことがありましたが、私は元気です。

ちなみに、たまには温泉で体を休めようと思って昨日行ったら一軒目は臨時休業。二軒目はよくわからないけど「もうおしまい」と言われ、結局入れず帰宅しました。

さらに送られてきたトロフィーがなぜか「特別審査員賞」2つ。あれ?優秀賞は…w
(主催者の方は大変お忙しい中でのミスです。ネタで面白かったので取り上げましたが、責める意味合いはまったくないです。ごめんなさい。)

いっつもこんなことばっかりなんだよなぁ。。。

「神様は、どういう人が好きだと思いますか?」ある有名な神社の神官さんの講演で、そんな問いが投げかけられました。
神様は、どういう人が好きなんだろう?きれい好きな人?誰にでも優しくできる人?あれこれ考えていると、その神官さんは言いました。
「神様は、面白い人が好きなんです」意外な言葉に驚きました。なぜ神様は、面白い人が好きなのか。
それは、「古事記」の岩戸隠れの神話に答えがあります。スサノオという神様がやんちゃをしたせいで、太陽の神様であるアマテラスが岩のほら穴に引きこもってしまい、この世界が闇に覆われてしまったという「岩戸隠れの神話」。
すねてしまったアマテラスは、何をやってもほら穴から出てきてくれません。困った神様たちは、なんと岩戸の前で楽しく踊り、お祭りをし始めた。
すると、その楽しそうな笑い声につられて、絶対に出てこなかったアマテラスが岩戸から顔を出したのです。
その瞬間、みなの顔(面)がいっせいに光で白くなりました。それが「面白い」の語源に。
さらにそのとき、神々は手(た)を伸ばして(のし)、喜びを表現しました。それが「たのしい」の語源になった。 光が閉ざされ世界が闇夜(やみよ)になったときに、日本人は、踊り、楽しむなかで、光を取り戻しました。
だから、神様は面白い人が好き。そう神様は、楽しんでいるあなたを見るのが好きなんです。 親が子を想う気持ちと一緒。どんな状況であろうと、僕らのたったひとつの義務は、面白がることです。

ひすいこたろう(コピーライター)

応援してくださった方ありがとうございました!

今回の作品で嬉しいお言葉をいただきました。
地元の方に喜んでもらえるのがなによりです。頑張ってよかったと思える瞬間です。(満足している場合じゃない。)

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shinobuOsawa

写真、動画、空撮からウェブや紙のデザインまで幅広く手掛けるクリエイターっぽい人。
筋トレと子どもをこよなく愛する、クスッと笑えるプチ不幸体質の持ち主。
筋トレ好きの内蔵貧弱系。親しくなるとオネエ言葉になります。
写真を画像ではなく、用紙にこだわり、オリジナルプリントとして手元に残り続けることができる作品を生み出すことが目標です。

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