写真教室に来てくださり、ありがとうございました!

アンセル・アダムス展(FUJIFILM SQUARE 2017.11.17-12.6)
「こんにちは、山梨市のジョニー・デップです。」
と、最初からかましてやったぜw
半分くらいは笑ってくれたでしょうか(^_^;)
意外にも女性のほうが笑ってくれました。

 

ダラダラっと話すよりも、少しユーモアを入れて楽しみながら講座をしたかったので。
少し不真面目なところもあったかもしれません。ごめんなさい。

それにしても40人ほどの方を前に「大沢先生」としてご紹介いただき、偉そうにお話させていただきました。
普段雑用と筋トレしかしていないような人間のお話にお付き合いくださり、本当にありがとうございました。

120ページ近い資料と、110枚程度の写真、阿波紙で印刷した作品集3冊などご覧いただきました。(時間の関係でお見せできなかった写真も…)
資料は、山梨市のエンドレスさん(印刷)に本のように綴じてもらい一冊の本のように。そのクオリティにびっくりしました。
来場者の方には喜んでいただけたのではないでしょうか。

もっともっとたくさんお伝えしたいことがありましたが、話す時間はあっという間に過ぎてしまい、後半は巻いてしまいました。
感覚的には一番盛り上がったところで、時間がなくなるという…。

講座に参加いただいた御礼と、伝えきれなかったことをこの記事で書かせていただければと思います。

Contents

大切なことが写っている写真

これは写真家の菅原一剛さんの本からですが、とても好きで、とても大事なことだと思います。
講座でお話したかったのですが、時間がなかったのでここで。

写真でなによりも大切なものは“思い”です。
自分の“思い”を込めてシャッターを切ってみましょう。
写真ができたら、その“思い”を思い出しながら見てみましょう。
その“思い”が写っていたら、最高に嬉しいことだから。

写真がもっと好きになる。(菅原一剛)」より

技術の向上と同時に無くしていってしまうもの。
それは“思い”です。
“思い”こそがいい写真を撮るために欠かせないものだと思っています。
インスタ映えを気にしたり、誰かの評価を気にした写真よりも
撮影者にとって「本当のことであるのか」、
「そこに、そのときの気分が写っているのか」
ということではないかと思います。

写真がもっと好きになる。(菅原一剛)」より

寂しかったときは、その寂しさが。
楽しかったときは、その楽しさが。
あたたかいなぁと感じたときには、そのあたたかさが写っている写真がなによりも“良い写真”だと思います。
その“思い”はきっと他の誰かに伝わるはずです。

写真がもっと好きになる。(菅原一剛)」より

講義の内容では「良い写真の定義」なんてお話させていただきました。
けれども、“写真”を楽しむことが一番大事なことです。
矛盾するようですが「いい写真とは?」なんて考えずに、自分が気になった、感じたものをそのまま写してみましょう。
きっとそのとき感じた気持ちが写るはずです。

写真の偉人アンセル・アダムス

そこから一歩進んだときに、偉人の言葉に耳を傾けてみるのもとても意味のあることです。

“カメラだけで写真を撮るわけではない。それまでに見たすべての写真、読んだすべての本、聴いたすべての音楽、愛したすべての人によって、写真撮影という行為に命が吹き込まれる―。”
写真の偉人アンセル・アダムスの言葉です。

写真はその人の人生そのもの。
人生の記録となります。

アンセル・アダムス展(FUJIFILM SQUARE 2017.11.17-12.6)
アンセル・アダムス展(FUJIFILM SQUARE 2017.11.17-12.6)
アンセル・アダムス展(FUJIFILM SQUARE 2017.11.17-12.6)
そして、自分で「これはいい写真が撮れた」というものは、ぜひプリントしてみてください。
画面からだけでは伝えられないメッセージをプリントに込めることが出来ます。

 

またの機会に

嬉しいことに、来場された方から最後
「また二回目をお願いしますね」
なんて声をかけたられたり、
講義中も熱心に耳を傾けて、頷いてくれた方もいたり。

本当に嬉しい限りです。
構成を考えたり、資料をつくったり…。
前日の夜遅く、さらには当日の朝まで準備するという、本当に大変でしたが良い経験をさせていただきました。
企画、お話をくださった山梨市青年会議所の皆さまには、感謝しかありません。ありがとうございました。

また、別の機会で写真に関われることができたらと思います。

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shinobuOsawa

写真、動画、空撮からウェブや紙のデザインまで幅広く手掛けるクリエイターっぽい人。
筋トレと子どもをこよなく愛する、クスッと笑えるプチ不幸体質の持ち主。
筋トレ好きの内蔵貧弱系。親しくなるとオネエ言葉になります。
写真を画像ではなく、用紙にこだわり、オリジナルプリントとして手元に残り続けることができる作品を生み出すことが目標です。

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