3歳の娘に怒られた日。

EOS 5D Mark Ⅲ + EF70-200mm F2.8L IS II USM

謝りました。

リトルモンスターとして、縦横無尽に暴れまわる1歳の息子を着替えさすために、「男だから」ということもあったのでしょう。
押さえつけながら、少々手荒に服を脱がせ、そして着させたのです。
それを見た娘は、
結人ゆうとくんがかわいそうだよ! お父さんダメだよっ!!」
と泣きながら怒ったのです。
その真剣な怒りぶりに驚きました。

以前、脳科学者の茂木さんの講演で、

子供は4歳くらいから、自分以外の人にも“気持ちがある”と理解してくる

と仰っていましたが、娘にそうした他人を思いやる感情が出てきたと思うと、しみじみ「大人になったんだなぁ」と感じました。
そして、娘の前でそうした手荒な行為をした自分を恥じました。

泣きながら、「結人ゆうとくんが痛がるよ」などと、なんで自分が泣いているか話す娘に、
「ごめんね。確かにお父さんがいけなかったね。今度からは優しくするから。」
と平謝り。

娘の怒りが真っ当すぎて、お湯を張っていない真っ暗なお風呂場に独りショボンと、たたずみました。(39歳 ♂)

「子供だから」「子供のくせに」なんてことは全然思いません。
子供とはいえ、一人の人間。
僕は立場や年齢で人を判断するのはとても嫌いです。

自分の子供だからといって、軽視することは絶対にしません。
他人でもどんなに年下だろうが、敬意をもって接することを心がけています。
(親として、年長者として、「躾」などは別に。)

娘と初めて「人と人」として向き合った気がしました。
(自分が未熟側だったのがイタい…)
こんなオッサンになっても、3歳の子からまだまだ学べることがあると思うと、人生楽しいですね!(負け惜しみではありませんw)

まぁ、そんな息子は僕のムスコを蹴って、しばらく使い物にならなくしてくれました。(普段も使い物になっていませんが…)

学ぶといえば、写真。

例えば尊敬できる写真家のアシスタントのもと、没頭するくらい写真にのめり込みたいですけど、家族もいるし、年も年だし、そんな機会はなかなか…。(若手と呼ぶにはちょっと…な年なので、アシスタントで雇ってくれるところなんて…(^^ゞ)

あ、誤解されていはいけませんが、「アシスタントで働く=勉強する場」ということではありません。仕事のため(雇ってくれる側に対して利益になること)に働くのが当たり前で、結果的に「自分にとっても、勉強になる」ということです。

なんとか写真で仕事をしたい、写真で表現したいと、もがいている日々ですが、最近そんな自分にとって大きな話が2つありました。
今回の2つのお話は、アシスタントとかそういうお話ではありませんが、自分がより成長するためにキッカケを与えてくれたものとして、とにかく頑張ってみます。
プレッシャーなどでお腹が痛いですが、「恥をかくことも大きく成長する要因」と腹をくくり、チャレンジしてみます。

当分、相当に忙しくなりそうです!

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shinobuOsawa

写真、動画、空撮からウェブや紙のデザインまで幅広く手掛けるクリエイターっぽい人。
筋トレと子どもをこよなく愛する、クスッと笑えるプチ不幸体質の持ち主。
筋トレ好きの内蔵貧弱系。親しくなるとオネエ言葉になります。
写真を画像ではなく、用紙にこだわり、オリジナルプリントとして手元に残り続けることができる作品を生み出すことが目標です。

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