個人的なこと
2025.08.20
戦争から学ぶべきこと──「反省」ではなく「教訓」として

今日は少し真面目な話。毎年この時期になると戦争が取り上げられるので、歴史について考えたことをまとめてみます。
「反省」という言葉をどう捉えるか
毎年8月になると「戦争を反省する」という言葉を耳にします。
でも「反省」とは、自分がした過ちを振り返ること。
今を生きる私たちは、戦争当時に生まれてすらいません。直接の加害者でもないのに「反省します」と言うのは、やはり言葉としても不自然だと感じます。
大切なのは「過去から何を学ぶか」。そして「あの惨禍がなぜ起きたのかを理解し、未来にどう活かすか」ということではないでしょうか。
カメラで言えば、ピントを「今」に合わせすぎて、背景の「過去」がぼやけてしまっているようなものです。
歴史を見るときは、当時の価値観も考慮したうえで判断しないといけないと思います。
戦争が始まった理由
私が知り得る情報はざっくりかもしれませんが、大東亜戦争(太平洋戦争)の直接の引き金は「アメリカによる石油の全面禁輸」だったとされています。
では、なぜ日本がアメリカに標的にされたのか。
私の理解では、当時の日本がアジアで勢力を広げて欧米列強と衝突するようになり、特に満洲の権益をめぐってアメリカと深い対立関係に入っていたことが大きかったと言われています。日本が台頭して「植民地支配の秩序」を崩す存在になりつつあったからこそ、アメリカは厳しい圧力をかけてきたのでしょう。
選択肢は大きく二つ。
- 要求を飲んで、ゆっくり滅びるか
- 戦って資源を確保するか
日本は後者を選び、戦争へと突き進んでいきました。
今の時代にも似た構図が
この「資源を止めて相手を追い込む」というやり方は、現代でもアメリカと中国の間で見られます。
アメリカは中国に対して「半導体(コンピュータの頭脳になる部品)」の輸出を制限しています。
80年前は「石油」が命綱。
今は「半導体」が命綱。
形は違っても「相手の生きるための基盤を止める」という構図は似ていますね。
また、アメリカがウクライナ問題に強く関与しているのも「ロシアを抑えることで、中国に集中したいからだ」という見方もあるようです。
言い換えれば、アメリカが覇権国家であり続けるために、中国の台頭を抑え込もうとしている、という解釈もできるのかもしれません。
報道されない事実
ただ、こうした歴史的な背景や、今の国際関係とのつながりを、テレビや新聞で目にすることはほとんどありません。
戦争の悲惨さを伝えることはあっても、なぜ起きたのか、どんな力が働いていたのか──そうした「レンズの外側」にある事実は語られないままです。
ニュースで報道されるものだけが真実ではありません。
見えていない部分にこそ、大事な要素が隠れているのです。
未来へのフォーカス
戦争を「反省」するのは当時の当事者たちの役目。
今を生きる私たちができるのは「教訓」として学び、未来をどうより良くするかを考えることだと思います。
大切なのは「過去から何を学ぶか」。そして「あの惨禍がなぜ起きたのかを理解し、未来にどう活かすか」ということではないでしょうか。
私たち世代もそうですが、子どもや孫の世代まで「反省して謝罪し続ける」必要はないと感じます。
むしろ、過去の教訓を活かして、どうしたら今の平和を守り続けられるのかを考えることこそ、次の世代に手渡すべきものだと思うのです。
今年の夏は、そんなことをほんの少しでも考える時間にできたらと思います。
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shinobuOsawa
写真、動画、空撮からウェブや紙のデザインまで幅広く手掛けるクリエイターっぽい人。
筋トレと子どもをこよなく愛する、クスッと笑えるプチ不幸体質の持ち主。
筋トレ好きの内蔵貧弱系。親しくなるとオネエ言葉になります。
写真を画像ではなく、用紙にこだわり、オリジナルプリントとして手元に残り続けることができる作品を生み出すことが目標です。









