個人的なこと
2025.01.15
菅原一剛さんの写真展「Asia is one」へ。「日常」を切り取る視点の魅力
写真好きならぜひ知ってほしい、菅原一剛さんの写真展「Asia is one」。 この記事では、写真が「物語」を語る瞬間を切り取る菅原さんの魅力と、原宿で開催された写真展での体験をお伝えします。日常の風景を特別な物語に変える独自の視点や、心を打つ作品の数々を通じて、普段の景色が少し違って見えるようになるかもしれません。さらに、ギャラリーでのエピソードや写真集についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
「写真が語りかける」瞬間に魅せられて

写真が「物語」を語る瞬間を感じたことはありますか?
私はその魅力を、菅原一剛さんの作品で初めて知りました。写真家としての活動のみならず、「写真がもっと好きになる。」などの著作を通じても、多くのファンを魅了している菅原さん。今回、原宿のGR SPACE TOKYOで開催された写真展「Asia is one」に足を運び、菅原一剛さんの独自の視点を再確認しました。
写真がつなぐ「Asia is one」の物語
菅原一剛さんの写真展「Asia is one」は、1980年代の大阪や香港、韓国などを舞台にした“日常の対話”がテーマです。パンフレットに書かれていた「街の光景を切り取る中で、すべての物事がつながり合い、共鳴している瞬間を探している」という言葉の通り、菅原一剛さんの写真はどれも、日常の中に隠れた物語を見つけるような作品ばかり。写真に添えられたハングルや中国語のステートメントも、その「対話」を強調しているように感じました。
静かな空間で広がる、新しい視点の発見
会場では大きく引き伸ばした作品が展示され、見応えは十分。静かなスペースでゆっくりと鑑賞することができます。
また、中は撮影自由とのことで、ギャラリー内も撮影させていただきました。RICOH GRⅢxを所有しているにも関わらず、カメラの説明をしてくださるので、あたかも持っていないような感じで説明を聞いていました。実は所有しています…。ごめんなさいw
何気ない風景を「特別」に変える視点
展示されている写真で、特に印象に残ったのは、沖縄での街並みを撮影したもの。どこか懐かしく、ありそうでない風景の視点に取り込まれました。その一枚を見つめていると、普段は通り過ぎてしまう日常の一瞬にも特別な意味があるのではないかと思えてくるほどでした。
日常が変わる瞬間を感じて
会場では、菅原さんの写真集や著作「写真がもっと好きになる。」なども販売されていました。特に「津軽 Tsugaru」は、一枚一枚の写真が情景を丁寧に伝えてくれる素晴らしい写真集でした。購入しようと思ったのですが、荷物になると考えてギャラリーで買わず……。帰宅後にAmazonなどのオンラインで探してみたのですが、いま販売していないようで手に入れるのが難しそうです。次にギャラリーを訪れる際には、ぜひ手に取って購入したいと思います!
Kindle版もあるんですね。Kindle Unlimitedなら0円で読めます。
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shinobuOsawa
写真、動画、空撮からウェブや紙のデザインまで幅広く手掛けるクリエイターっぽい人。
筋トレと子どもをこよなく愛する、クスッと笑えるプチ不幸体質の持ち主。
筋トレ好きの内蔵貧弱系。親しくなるとオネエ言葉になります。
写真を画像ではなく、用紙にこだわり、オリジナルプリントとして手元に残り続けることができる作品を生み出すことが目標です。