個人的なこと
2025.03.21
RICOH GR IIIxの実力を試す – 青木ヶ原樹海での撮影記

しばらくブログを更新できずにいました。クライアントのブログ代行や自分の事業に追われていると、つい自分のブログが後回しに。フリーでやっていると、こういうことはよくありますよね。
さて、今回は何度か紹介している相棒、RICOH GR IIIxについて。
青木ヶ原樹海での撮影体験


先日、仕事で青木ヶ原樹海に撮影に行きました。メインのカメラとは別に、記録用としてポケットにGR IIIxを忍ばせていたのですが、これが思いのほか活躍しました。
樹海に足を踏み入れると、独特の静寂と豊かな自然の表情に引き込まれます。試しにGR IIIxを取り出して撮影を始めると、その描写力に改めて驚かされました。
画像を見てもらえれば一目瞭然ですが、この小型カメラが捉えた森のディテールは、まるで中判デジタル(FUJIFILMやHasselbladクラス)のような精細さ。葉の質感、苔の繊細さ、雪の質感まで鮮やかに記録されています。
特に40mm相当の焦点距離は、森の奥行きや広がりを自然に表現してくれます。標準レンズより少し望遠寄りなこの画角は、私の「見たままの感覚」にぴったりでした。
GR IIIxを選んだ3つの理由

- 携帯性の高さ: ポケットに入るコンパクトさながら、APS-Cサイズセンサーを搭載。長時間の撮影や山歩きでも負担が少ない。
- 驚異の描写力: GRレンズの解像度は、風景写真家が求めるディテール再現性においてトップクラスなのでは?と、思うほど。葉の質感や岩肌の細部まで緻密に描写します。
- 直感的な操作性: 片手で完結するシンプルな操作と、必要十分なカスタマイズ機能。撮影に集中できるのが強み。
現場での活用ポイント

私はNisiのレンズアダプターにPLフィルターを装着して使っています。これには次のようなメリットがあります。
- レンズ内へのホコリ侵入を防ぐ
- 水面や葉の反射を抑え、より豊かな色彩表現が可能
また、最近 Clever Supply の「Bolo Camera Strap」も注文しました。愛用のカメラには、こだわりのストラップを選びたいものです。届くのが楽しみですね。
進化が気になるGRシリーズ
RICOH GR IVの噂も耳にしますが、現行のGR IIIxは機能・描写ともに十分すぎるほど完成されています。それでも、次世代モデルの進化にはやはり期待してしまいますね。
軽量かつ高画質なカメラを探している方、特に風景や自然を細やかに表現したい方には、GR IIIxは最高の選択肢の一つです。
皆さんはどんなカメラで自然を撮影していますか?


※当サイトではAmazonなどの購入リンクは広告リンクを使用しています。

shinobuOsawa
写真、動画、空撮からウェブや紙のデザインまで幅広く手掛けるクリエイターっぽい人。
筋トレと子どもをこよなく愛する、クスッと笑えるプチ不幸体質の持ち主。
筋トレ好きの内蔵貧弱系。親しくなるとオネエ言葉になります。
写真を画像ではなく、用紙にこだわり、オリジナルプリントとして手元に残り続けることができる作品を生み出すことが目標です。