個人的なこと
2026.08.17
16kgを背負って、地蔵岳へ。

地蔵岳に登ってきました。
もちろん山登りが趣味というわけではなく、今回も目的は撮影です。
この日は本格的な登山に向けた、日帰りの慣らしのつもりでした。
……が。
あまりにもキツくて早々に心が折れたことと、天気予報を見る限り、8月はもうこの日くらいしか晴天が期待できそうにありません。
だったら、このまま泊まってしまおう。
ということで、急遽小屋泊に変更しました。
事前にAIも使いながら行程や装備をかなり細かく組んでいて、日帰り予定ではあったものの「もしかしたら泊まりになるかもしれない」と、小屋泊できる装備まで持っていました。
結果的には、これが正解でした。
ただ、泊まれる準備ができていたことと、登山が順調だったことは別の話です。

まず登山口が見つかりません。
まだ暗かったこともあり、周辺を1時間ほどさまよいました。
ようやく登り始めたと思ったら、今度は滝のような汗。
そして心がポキポキ折れます。

何度も「もう引き返そう」と考えながら、なんとか途中の燕頭山までたどり着きました。
ここで本気で迷いました。
来た道をそのまま引き返すか。
それとも、もう少し頑張って鳳凰小屋まで行き、翌朝の地蔵岳を撮るか。

そこでお話しした方にも勇気づけられ、もう少し先へ進んでみることにしました。
もともと翌週に鳳凰小屋を予約していたため、その場から電話をかけて今日に変更できないか相談。
急なお願いにもかかわらず受け入れていただき、結局、小屋に着くまで約8時間かかりました。

私は下りは比較的速いのですが、登りがとにかく苦手です。
標準的には5〜6時間ほどの行程らしいので、かなりゆっくりです。
そして、いつものように途中から脚が攣り始めました。
今回はかなり汗をかいていたのに、持っていく予定だった塩タブレットを忘れていました。
脚が攣る理由は塩分だけではないと思いますが、これだけ汗をかいたのだから、もう少し補給を考えるべきだったなと反省しています。
塩って大事です。
一方で、持っていって良かったのが井村屋のスポーツようかんでした。

登山中に食べるこれが、絶妙に美味しいです。
あずき味も美味しいのですが、私の好みはコーヒー味。

今回は、おにぎり、スポーツようかん、干し芋を1時間おきくらいに順番を変えながら補給する予定でしたが、干し芋は忘れました。
塩タブレットも忘れました。
詰めが甘いです。
そして撮影機材。
α7R VI、SIGMA 20-200mm、三脚、Hasselblad、Mavic 4 Proなどを含めて、背負った荷物は約16kg。
これがまあ、重いです。
時間が経つほど肩に食い込んできて、途中からはザックを下ろすたびにホッとするような状態でした。
テント泊をする人なら、このくらいの重量を背負って山へ入ることもあるのだと思います。
改めてすごいなと思います。

α7R VI、SIGMA 20-200mm、三脚、Hasselblad、Mavic 4 Proなどを含めて、背負った荷物は約16kgです。
今回SIGMA 20-200mmを持っていったのは正解でした。20mmから200mmまで1本で済み、28〜85mmではハーフマクロ撮影もできるので、苔や水滴のような小さなものにも寄れます。
今回撮った写真を後から見返すと、写っているのは森に差し込む光だったり、霧の中の木々だったり、苔についた一滴の水だったりします。
当然ですが、肩の痛さも、滝のように流れた汗も、途中で何度帰ろうと思ったかも写っていません。
写真になると、きれいな部分だけが残ります。
でも、そこへ行かなければ撮れないものもあります。

私は登山家ではありませんし、山を速く登れるわけでもありません。
むしろ登りはかなり苦手です。
それでも、撮りたい景色があるから機材を背負って登ります。
たぶん私にとって山登りそのものが目的になることは、これからもないと思います。
ただ、山を登ること自体を目的にする感覚は、まだ私にはよく分かりません(笑)
その先に撮りたいものがあるから登る。
それくらいの距離感が、自分にはちょうどいいのかもしれません。
どうにか鳳凰小屋までたどり着き、この日は終了です。
翌朝はいよいよ地蔵岳へ向かいます。
ここまで16kgを背負ってきた理由のひとつ、Mavic 4 Proも一緒です。
当然、機体だけでは飛ばせないので送信機も背負っています。こういう一つひとつの重さが、登りでは地味に効いてきます。
そして翌朝、地蔵岳からMavic 4 Proを飛ばしました。
その写真は後編で。
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一本気・ネガティブ・公平
(本名:大沢忍)写真、映像、ドローン空撮、デザイン、Web制作など、手を出しすぎて自分でも何者なのかよくわからないクリエーターぽい人。
Drone Movie Contest 2024グランプリ・特別賞(W受賞)、東京カメラ部 動画クリエイター2023 10選。一等無人航空機操縦士。筋トレと子どもをこよなく愛する内臓貧弱系。クスッと笑える不幸体質の持ち主。日本人のアイデンティティをテーマに、画像よりも手元に残る作品作りを目指す。
YouTubeの登録数は驚異の20人超え。(甲州よっちゃばれ倶楽部調べ)街を歩いていても誰にも声を掛けられません。








