バカがつくほど…。

SONY α7RII + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM

いいキャッチコピーですよね。

バカがつくほど、まじめです。
ご存知、日本郵便のCMのキャッチフレーズ。

先日、撮影の下見に河口湖方面へ行く途中。
妻がローソンで、僕の好きな「からあげクン(レッド)」を買ってきてくれました。

すると妻。
「あれ?」

「からあげクンの分が、レシートに記載されていない! 店員の人、レジに打つの忘れたんだね。」
と。

もう日暮れは迫っており、早く行かないと下見の時間が無くなってしまいます。
しかし。

「俺が払ってくる!」
と威勢よく飛び出し、店内へ。

店内は長蛇の列。
ものすごい混んでいるのに、一台しかレジは稼働していません。
そのレジを見ると…。
「停電のため、このレジは動きません」
の張り紙。

…。(「持ってるね〜」←妻の声)

こんな時に限って、ややこしいお客さんがいてなおさら並ぶ。
「200円くらいいいや。行こう。」
と心が折れそうになるのを
「たかが200円とはいえ、お店にとっては従業員のお給料になったり、働いている人の家族の食費になるもの。イカン!」
と何度も頭のなかで天使と悪魔が戦いながら、レジに並び続けました。

時には悪魔が顔を出し、「からあげクンの200円だけ払いたいんだよ!カゴいっぱいに買ってんじゃないよ!」と、普段コンビニなんかで見ない、爆買いの中国人のようなお客さんに対し心の中で悪態をついたり。

打ち忘れたレシートをお店の人に見せて、「これ、打ち忘れていたので」と、すでに食べてしまった(笑)からあげクンの袋を見せて、支払いを済ます。
店員の方は、「わざわざありがとうございました。」と。
いえいえ当然デスよ。
と、天使のスマイルでニッコリ。(支払うの当たり前なんですけど)

車に戻ると妻は
「ホント真面目だよね。」
いいのか、悪いのか。
支払いを1分で終わることを、15分くらい並ぶのに費やしてしまいました。
こんなことを言うのもなんなんですが、人が良すぎて自分が損する場面が多々あります。(自分の中に取り憑くプチ疫病神のせいです。)

ついでに言うと、この日も本当は打ち切ったはずの撮影の依頼を受けて、打ち合わせして。
富士山を背景に撮りたい、との言葉に、打合せ後にすぐ河口湖へ下見に行こうと。
本来は打ち合わせして、下見をして、なんてやってたらとても採算に合いません。

でも喜んでもらえたらな〜と思って、ついつい頭より先に行動してしまいます。

そんな僕は、今日会社から帰宅しようと車のドアに手をかけると、ドアの取っ手部分(?)が、バキッと取れました。
外からドアが開けれなくなりました。(「持ってるよね〜」←妻の声)

もちろん妻は大爆笑です。

過去にさまざまな辛い事件も多々有り、妻は「本当にこんな人いるんだね」と驚きと笑いを隠せません。(今は笑えますが…)
持っている男です。

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shinobuOsawa

写真、動画、空撮からウェブや紙のデザインまで幅広く手掛けるクリエイターっぽい人。
筋トレと子どもをこよなく愛する、クスッと笑えるプチ不幸体質の持ち主。
筋トレ好きの内蔵貧弱系。親しくなるとオネエ言葉になります。
写真を画像ではなく、用紙にこだわり、オリジナルプリントとして手元に残り続けることができる作品を生み出すことが目標です。

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