個人的なこと
2025.07.19
未来のために、今日できることを。

明日は選挙。
とはいえ、三連休は仕事なので、私はすでに期日前投票を済ませてきました。
投票用紙に名前を書くとき、ふと考えてしまいました。
あと何年、生きられるのかな。
あと何年、娘や息子と一緒に笑って暮らせるんだろう。
…そんなこと、普段はあまり考えないんですけどね。
未来って、遠いようでいて、
たった一枚の紙から動き出すものなのかもしれません。
誰かに委ねるだけじゃなくて、ほんの少しでも、自分の意志を差し出してみる。
そういえば、以前読んだ寓話に、
弱ったきつねのために、くまが自分の獲物を残してあげる──そんな話がありました。
そのエピソードに添えられた「与えられる人になろうとするな。与える人になろうとせよ。」という言葉が、なぜか心に残っていて。
ふと思い出したのが、ジョン・F・ケネディ大統領のあの言葉です。
「国があなたのために何をしてくれるかを問うのではなく、
あなたが国のために何ができるかを問うてほしい。」
この言葉、最近現役の首相の発言でも引用されて話題になりましたね。
税金についての政策正当化に使ったようですが……
あれには、思わず「ちょっと違うんじゃ?」と苦笑してしまいました。
もちろん、私には何か大きな力があるわけではありません。
でも、小さな一票でも、未来への責任のかけらとして、投じたいと思います。
どうか一人でも多くの人が、自分の声を表す一日にしてくれますように。
微力でも、私も「与える人」でありたいと願っています。
それにしても、「舐められてたまるか」は歴史に残る言葉ですよね。
私の中では2025流行語大賞です(笑)。
選挙前の“耳障りのいい”言葉に騙されないようにしないと。
でも、それを見極めるのが本当に難しいです。
そういえば今年、石破首相が「全国高校生政策甲子園」で最優秀賞を受賞した生徒と官邸で面会したニュースがありました。
東京学芸大附属高校の生徒が提案したのは、「公約選挙制度」という仕組みです。
これは、候補者個人ではなく公約そのものに投票するというもので、
さらに選挙後には第三者機関が公約の達成率をチェックする、というアイデアでした。
知名度や雰囲気で票が動いてしまう現状に対して、
「政策をちゃんと実行したかどうか」を見える化しようというこの提案。
……これ、本当にやってほしい。
選挙や政治に対する信頼が、少しずつでも積み上がる気がします。
私たちの小さな一票も、この社会の「仕組み」を少しずつ変える力を持っている。
投票とは、未来に向けた“応援”でもあるんですよね。
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shinobuOsawa
写真、動画、空撮からウェブや紙のデザインまで幅広く手掛けるクリエイターっぽい人。
筋トレと子どもをこよなく愛する、クスッと笑えるプチ不幸体質の持ち主。
筋トレ好きの内蔵貧弱系。親しくなるとオネエ言葉になります。
写真を画像ではなく、用紙にこだわり、オリジナルプリントとして手元に残り続けることができる作品を生み出すことが目標です。









