菅沼合掌造り集落

1億画素が描く、日本の原風景

菅沼合掌造り集落

昔の日本は、こんな風景がどこにでも広がっていたのかもしれません。

菅沼合掌造りの集落は、まるで時が止まったような静けさを持っていて、その美しさを写真に収めると心が満たされます。今回撮影に使用したのは、1億画素のセンサーを持つカメラ。Hasselbladの繊細な描写力が、風景の奥深さまで見事に表現してくれました。同じ1億画素のGFX100 Ⅱも気になるけれど、撮影体験としては、やっぱりHasselbladに特別な魅力があると感じます。

カメラを構えた瞬間、ただの「もの」だった機材が、自分にとってかけがえのない存在になっていくのを感じます。「ものに魂が宿る」という言葉がありますが、これは単に精神的な意味だけではなく、自分がそのものを愛し、使いこなしていく過程で、そこに魂が宿るように思えるのです。

この考え方は、アニミズムという日本独特の信仰にも通じます。自然や道具に敬意を払い、それらと共に生きる感覚は、今の時代でも大切にしたいですね。

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shinobuOsawa

写真、動画、空撮からウェブや紙のデザインまで幅広く手掛けるクリエイターっぽい人。
筋トレと子どもをこよなく愛する、クスッと笑えるプチ不幸体質の持ち主。
筋トレ好きの内蔵貧弱系。親しくなるとオネエ言葉になります。
写真を画像ではなく、用紙にこだわり、オリジナルプリントとして手元に残り続けることができる作品を生み出すことが目標です。

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