年始新聞広告

山梨日日新聞(平成31年1月1日 五段広告)
今年もデザイン、写真撮影、コピーまで担当させていただきました。

1月1日の山梨日日新聞に掲載された年始広告(五段広告)です。
山梨日日新聞(平成31年1月1日)
山梨県の象徴でもある富士山を入れたい。
という希望から、場所の選定など悩みました。
富士山はとても魅力的な被写体ではありますが、さまざまな写真が撮られています。
ありがちな写真ではむしろ安っぽくなり逆効果。

そこに、石屋の広告としてどう石を組み込んでいくか。
ブランディングの広告です。
この業界は、近年マスメディアによって「墓じまい」などが取り上げられ、言葉のインパクトの強さから、言葉がひとり歩きしてあまり良いイメージがありません。
墓じまい自体の正確な情報はあまり伝わらず、その言葉のニュアンスだけが強調され、世間一般では関心が薄くなっていると言わざるをえない石をどうイメージアップさせるか。

今回出した答えは、金峰山。
五丈石が鎮座する、金峰山頂上からの眺望を被写体に選びました。

とはいえ、初めて行く場所で、別に山登りが趣味でもないし(笑)、真夜中真っ暗な山道を登っての撮影。
11月中旬だったとはいえ、間違いなく氷点下の世界。
多少人より体力はあると思うので、軽食、飲み物だけの荷物ならなんとかなりますが。
今回は中判デジタルカメラの GFX 50S に、決して軽量とは言えない FUJINON GF32-64mmF4 と CANON TS-E17mm F4L、三脚やその他もろもろを背負い登山。
絶対に転ぶわけ(機材の損傷)にはいかないし、重いし。
ただ、描写はピカイチなので。

とはいえ、持ち歩きには大変でした(汗)

FUJIFILM GFX 50S + CANON TS-E17mm F4L
プライベートなら怖くて絶対に入らないであろう、人気がまったく無い峠から真っ暗な山道へ。
仕事としてなら、なんとか行くものですね(笑)

途中、星がきれいでしばらく夢中になって撮影しました。

FUJIFILM GFX 50S + FUJINON GF32-64mmF4 R LM WR
星景写真はほぼ撮らないので、あまり上手ではないですが。

一部の方には暑がりで有名な私もさすがに凍える…。
寒さでどうにもならなくなり、歩くことで体に熱を出そうと再び山へ。。。

FUJIFILM GFX 50S + FUJINON GF32-64mmF4 R LM WR
夢中で星を撮っていたので、道中夜明け間近に。
これには焦り、やや小走りで頂上へ!

途中、尻もちをついて、危うく機材を危険にさらすところでした(汗)

FUJIFILM GFX 50S + CANON TS-E17mm F4L
五丈石から望む富士山の世界を、一見すると海外で撮影したかのような写真にしたかったので、そうした撮影、カラーコレクションとしました。
見た人が「どこだ、ここは?」と思わせるのが狙いです(^^)

「外国の写真だと思ったけど、よく見たら富士山が写ってるから、日本なんだと驚いた。」と写真を見た人からは言われました。
狙いどおりの効果と元日の広告としてはインパクトがあったので、多くの反響があったと広告掲載後に聴きました。

FUJIFILM GFX 50S + FUJINON GF32-64mmF4 R LM WR
もっと多くの写真と話があるのですが、それをしている(文章や画像のセレクトなど)と、いつブログに公開するかわからなくなるのでこの辺で(笑)

デザインのコンセプトや、コピーの意味など、ブログなどで説明する機会があるかなと思います。
またそのときにでも。

今年は間違いなく環境が激変する年です。
どの選択肢に行くにしてもただ必死です。

時間もお金(相変わらず)も、まったくない一年のスタートですが、今年はいろいろなスキルを身につけますよ!
そのための機材も買っちゃった…いやいや。

機材といえば、昨年買って良かったもの。
手放すべきではなかったもの。(正確に言うと手放したくなかった、もう一度手元に欲しい!)
今年(すでに(汗))買って良かったもの。
などの記事でも書きたいと思う今日このごろ。

まだまだ、ゆっくり記事を書く余裕は無さそうです^^;

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shinobuOsawa

写真、動画、空撮からウェブや紙のデザインまで幅広く手掛けるクリエイターっぽい人。
筋トレと子どもをこよなく愛する、クスッと笑えるプチ不幸体質の持ち主。
筋トレ好きの内蔵貧弱系。親しくなるとオネエ言葉になります。
写真を画像ではなく、用紙にこだわり、オリジナルプリントとして手元に残り続けることができる作品を生み出すことが目標です。

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