ポートレ
2017.05.29
SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art -3rd
このレンズの特徴である、開放での解像感の試しとボケの質を重視した写真を撮影しました。
絞りはほぼ開放(f1.8~2.8の間)で撮っています。
大きなボケはリアル感をなくし、自分の心の内にあるイメージを写し出すような感覚になります。
もう恋愛なんて年じゃないけど、SIGMA 135mm F1.8 がつくる大きなボケは、まるで過去の映像を見ているようで、若い頃にタイムスリップしたような錯覚を覚えます。
そんな妄想に付き合わされるモデルさんは可哀想ですが(笑)
少し気だるさそうに。でも「退屈」とかではない感じ。
キリッと解像するので、背景のボケがより際立ちます。
海なし県出身、在住の身としては、それだけでテンションが上がります!(溺れるけど!)
背景の壁とはそれほど離れていませんでしたが、それでもやんわりとボケることで被写体が浮かび上がります。
風景もそうですが、人と人の撮影はとくに一期一会。自分の世界を出しつつも、モデルさんの良さを引き出すことができたかどうか。
いろいろな要素が絡み合うのでポートレイト撮影は難しくも楽しいですね。
まとめ
今回はSIGMAマウントコンバーターMC-11を使用して、SONY α7RII で撮影。優秀な瞳AFも合いづらく、結局すべてマニュアルで撮影しました。マニュアルフォーカスとはいえ、見やすいEVFでピントが拡大されるので合わせやすかったです。
全体を通してあまりピントを外した写真はありませんでした。
とはいえ、動く子どもは厳しいかな。
今回は「ちょっと待ってて」が通じる被写体だったので良かったです(笑)うちの子どもは撮れないなw
それにしてもモデルの川野さんには感謝です。今回は135mmならではの描写ばかりとなってしまいましたが、ぜひまたレンズに縛られないモデルをお願いしたいです(^^) ありがとうございました。
- モデル:川野莉果
- ヴァンフォーレクイーン10,11期生。
2017 湖衣姫準グランプリ。
▼シグマ・Foveonスクウェアに紹介いただきました▼(2017.8.7)
(本名:大沢忍)手を出しすぎて自分でも何者なのかよくわからないクリエーターぽい人。
Drone Movie Contest 2024グランプリ、東京カメラ部 動画クリエイター2023 10選。一等無人航空機操縦士。筋トレと子どもをこよなく愛する内臓貧弱系。クスッと笑える不幸体質の持ち主。日本人のアイデンティティをテーマに、画像よりも手元に残る作品作りを目指す。
YouTubeの登録数は驚異の20人超え。(甲州よっちゃばれ倶楽部調べ)
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shinobuOsawa
写真、動画、空撮からウェブや紙のデザインまで幅広く手掛けるクリエイターっぽい人。
筋トレと子どもをこよなく愛する、クスッと笑えるプチ不幸体質の持ち主。
筋トレ好きの内蔵貧弱系。親しくなるとオネエ言葉になります。
写真を画像ではなく、用紙にこだわり、オリジナルプリントとして手元に残り続けることができる作品を生み出すことが目標です。