このレンズの特徴である、開放での解像感の試しとボケの質を重視した写真を撮影しました。
絞りはほぼ開放(f1.8~2.8の間)で撮っています。
大きなボケはリアル感をなくし、自分の心の内にあるイメージを写し出すような感覚になります。
もう恋愛なんて年じゃないけど、SIGMA 135mm F1.8 がつくる大きなボケは、まるで過去の映像を見ているようで、若い頃にタイムスリップしたような錯覚を覚えます。
そんな妄想に付き合わされるモデルさんは可哀想ですが(笑)
少し気だるさそうに。でも「退屈」とかではない感じ。
キリッと解像するので、背景のボケがより際立ちます。
海なし県出身、在住の身としては、それだけでテンションが上がります!(溺れるけど!)
背景の壁とはそれほど離れていませんでしたが、それでもやんわりとボケることで被写体が浮かび上がります。
風景もそうですが、人と人の撮影はとくに一期一会。自分の世界を出しつつも、モデルさんの良さを引き出すことができたかどうか。
いろいろな要素が絡み合うのでポートレイト撮影は難しくも楽しいですね。
まとめ
今回はSIGMAマウントコンバーターMC-11を使用して、SONY α7RII で撮影。優秀な瞳AFも合いづらく、結局すべてマニュアルで撮影しました。マニュアルフォーカスとはいえ、見やすいEVFでピントが拡大されるので合わせやすかったです。
全体を通してあまりピントを外した写真はありませんでした。
とはいえ、動く子どもは厳しいかな。
今回は「ちょっと待ってて」が通じる被写体だったので良かったです(笑)うちの子どもは撮れないなw
それにしてもモデルの川野さんには感謝です。今回は135mmならではの描写ばかりとなってしまいましたが、ぜひまたレンズに縛られないモデルをお願いしたいです(^^) ありがとうございました。
- モデル:川野莉果
ヴァンフォーレクイーン10,11期生。
2017 湖衣姫準グランプリ。
▼シグマ・Foveonスクウェアに紹介いただきました▼(2017.8.7)
グラフィックやウェブのデザイン、写真、動画、空撮までいろいろ手掛けるクリエーターのような人。
筋トレと子どもをこよなく愛する、クスッと笑える不幸体質の持ち主。
筋トレ好きの内臓貧弱系。
こんばんは。
美しいお写真ありがとうございます。
大変参考になりました。
夕暮れの光の色が印象的ですね。
かりっと、ふわっと、5000万画素対応を謳っているだけあって画質的にα7Riiでもしっかり使えそうですね。
AFはアダプタ噛ましてる以上止むを得ないところがあるのでしょうか。
これから純正の135mmも出るとか出ないとか・・。
こんばんは。
美しいモデルさんと美しい描写をするレンズに助けられての写真です(^_^;)
SIGMA 85mm Art もモニターで見ると、写りの良さにびっくりしますが、この135mm Art もすごいです。モニター後に完全に買います(笑)
AFは85mmではそんなに感じなかったのですが、135mmはかなり迷うような…。
これは設定の問題などもありそうなので一概に悪いとは言えませんが、αのEVFが優秀なのでMFでもむしろ楽しいです。
純正の135mmもどんなレンズを出してくるんでしょう…。最近のSONYの快進撃はすごいですね。財布が悲鳴を上げるばかりです(泣)